「精神薬の離脱症状を克服したいあなたへ…」対策や発症期間を徹底解説。

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現在、メンタル疾患で精神薬を服用している人はいませんか?

中には減薬を考えている人や断薬を目指している人もいるのでは?

そうすると、やはり「離脱症状」が気になったり不安になったりとなかなか踏み切れないケースも。

今回は減薬や断薬を考えているにもかかわらず、尻込みしている人や悩んでいる人に向けて「離脱症状」の期間や対策について詳しく解説。

必ず参考になります。

ぜひ最後までお付き合いお願いします。

そもそも離脱症状とは?

「離脱症状」といわれるとあまり聞き慣れない人もいるかもしれませんが所謂「禁断症状」のことです。

ですので、薬を急に減らしたり止めたりするとこの「離脱症状」が顕著に表れます。

例えば

震え

疲労感

イライラ

頭痛

食欲不振

集中困難

幻覚

妄想

幻聴

など

上記の他にも様々な症状があり、数え上げればキリがありません。

ちなみに、これらの症状のことは「物質離脱」といわれています。

とにかくまとめると「離脱症状」=「禁断症状」ということです。

言い回しがソフトにされた言葉だと理解しておくと良いでしょう。

本当に病状の悪化か?

よく断薬したあと、メンタル疾患が悪化するといわれますが、一概にそうとは限りません。

実際に精神薬を減らしたり止めたりした人で体調をグンと崩し、医師からメンタル疾患の再発と診断されるケースが多々あります。

しかし近年ではこのような精神的な不調を病気の再発ではなく、減薬や断薬の「離脱症状」ではないかという意見も少なからず出ています。

特に長きに渡り服用していた患者の中には、体が精神薬に慣れてしまっている状態の人も多く、急な減薬や断薬により体調を崩す場合も。

よく医師の中でも

「あなたの精神はこの分量の精神薬で保たれているから減薬や断薬はいけません」

などと言い、減薬や断薬に後ろ向きな考えの先生もいます。

一部は正しいのかもしれませんが、これらの意見を鵜呑みにしすぎないことも重要でしょう。

現在、精神薬を減らしたい人や止めたい人は十分に把握しておくべきです。

では次に「離脱症状」が改善するまでには、いったいどのくらいの時間が必要なのかを説明していきます。

精神薬の離脱症状が落ち着くまでの期間

落ち着くまでにかかる期間は、精神薬の種類や人の体質によって大きく異なります。

数週間で改善する人もいれば数ヶ月とかかる人も。

場合によっては、何年とかかる人もいます。

また、精神薬を服用していた期間が長い人ほど「離脱症状」も長引く傾向にあります。

落ち着くまでの詳細を説明しますと主に

急性期

回復期

遷延期

の期間があります。

まず急性期は減薬や断薬すると最初に現れる「離脱症状」で症候の度合いが最も強く、体調不良が引き起こされやすいのもこの時期。

期間はだいたい数日~数週間で、症状の大きさから生活にも支障をきたすこともありますので注意が必要です。

次に回復期とは急性期が過ぎて徐々に症状が和らぐ時期ですが、症候に波があり体調の良し悪しが繰り返されます。

この時期を経て「離脱症状」は改善に向かいますが、断続的に不調に見舞われることもありますので十分に理解しておくべきでしょう。

そして遷延期とは一般的な回復期が過ぎてもなお「離脱症状」の一部が現れる時期をいいます。

期間は数ヶ月かかるケースもあれば、長ければ1年以上かかる場合も。

主にベンゾジアゼピン系の抗不安薬や一部の抗うつ薬を服用している人に現れやすいの

が特徴です。

基本的に、遷延期は急性期ほど「離脱症状」が重くなりませんが長引くことでストレスの原因になることがあります。

ただし前述したように「離脱症状」には個人差があり、発表されている期間はあくまで目安ということを把握しておくべきでしょう。

やはり「離脱症状」が不安で、なかなか減薬や断薬に踏み込めない人がいるかもしれません。

ではどうすれば良いのでしょうか?

最後に「離脱症状」への具体的な対策を解説していきます。

精神薬の離脱症状への対策

「離脱症状」への対策は主に

減薬・断薬後の経過を見る

服用の量を戻す

減薬のペースを緩める

同じ分量を分けて服用する

などの方法があります。

順を追って説明します。

↓↓↓

減薬・断薬後の経過を見る

まず減薬・断薬後の経過を見ることが重要です。

たとえ「離脱症状」が現れようと生活に悪影響がなければ、減薬した状態の様子を見て徐々に身体を慣らしていくことです。

服用の量を戻す

ひとまず服用の量を戻すことも選択肢の一つです。

病状の悪化であれ「離脱症状」の現れであれ、減薬や断薬により体調を崩し日常の生活に支障をきたすケースがあります。

もし不調になった場合は、とりあえず元の服用量に戻すことも考えておきましょう。

減薬のペースを緩める

減薬のペースを緩めることで「離脱症状」を抑えることも。

精神薬を急に減らすと体調不良が引き起こされるケースが多々あります。

そこで予定していたペースを一旦は緩めることで、身体の調子を見ていき減薬や断薬を試みていくことです。

同じ分量を分けて服用する

同じ分量の精神薬を分けて服用することで「離脱症状」に対処する方法も。

分割することで一回の服用量が少なくなり、薬の血中濃度が急上昇するのを抑える効果があります。

安定した血中濃度を保ち、体調不良を防ぐことで減薬や断薬を進めていきます。

↓↓↓

以上が主な対策方法。

一通り説明しましたが、試す際には必ず医師の判断を仰ぐことです。

急な減薬や断薬はかなり危険ですので、やはり自己判断で行うのは絶対に避けるべきです。

まとめ

どうでしたか?

これまで一通り精神薬の「離脱症状」の概要を解説しました。

まず減薬や断薬をする際の体調不良がメンタル症状の悪化によるものか「離脱症状」によるものかよく見極めることです。

そして「離脱症状」が落ち着くまでの期間を把握すること。

具体的な対策を理解しておくこと。

またこれらの期間や対策は決して画一的なものではなく、患者個人の体質や特性によって異なることも覚えおくべきでしょう。

それから自己判断は厳禁。

必ず医師の指示のもとで行うことも重要です。

これから減薬や断薬を目指す人は、ぜひ本記事を参考にしてください。

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